地元の伝統素材を胸に卒業式へ!6年生がコサージュ作り
卒業を前に地元の伝統文化を学びます。
山口市の小学生が伝統素材を使って卒業式のコサージュを作りました。
地元・山口市の伝統素材でコサージュを作ったのは、山口市・仁保小学校の6年生13人です。
使ったのは、国宝・瑠璃光寺五重塔の屋根に使われているヒノキの皮・檜皮と大内塗のビーズそして徳地和紙。
6年生は卒業を来週に控えていて、コサージュは卒業式で胸元に飾ります。
コサージュ作りは山口市で唯一桧皮葺きを手がける会社・ひわだやが、子どもたちに伝統文化に親しんでもらおうと去年から始めたものです。
子どもたちは素材の色や肌ざわりを感じながら作業を進め、およそ1時間でコサージュが完成しました。
「テープを巻くところがちぎれたりして難しかったです。」
「もっとたくさん作って、山口市以外の人にも地元のものでコサージュなどを作ってもらえるように広めたいです。」
仁保小学校の卒業式は3月19日に行われます。