捜索現場での活躍にむけて 金沢で嘱託警察犬の審査会
犯罪捜査や行方不明者の捜索現場で活躍する警察犬の審査会が30日、金沢市内で行われました。
石川県警では、警察が保有する直轄の警察犬がいないため民間で訓練された犬を審査し、毎年、嘱託警察犬として任命しています。
「持ってこい!」
審査会には小型犬から大型犬まで18頭が参加。するどい嗅覚でにおいをかぎわけたり、足跡をたどって犯人の遺留品を見つけるなど4つの部門で審査が行われました。
県警によりますとことしは9月末までに行方不明者の捜索や犯罪捜査で81回出動しているということです。
石川県警本部鑑識課・石崎 丈晴 次席:
「小型の犬種を含めて、ありとあらゆる犬種を募集しています。行方不明者の捜索や臭いをたどる能力を使った犯罪捜査において活躍していただきたい」
審査を通過した犬は2025年4月から1年間警察犬として活動するということです。