故郷離れた人の孤立防止へ みなし仮設住宅への避難者ら集って交流会 石川・白山市
能登半島地震で被災し、みなし仮設住宅などで暮らす避難者らが集っての交流会が22日、石川県白山市で開かれました。
ふるさとを離れた人たちが、孤立してしまわないようにと白山市社会福祉協議会などが企画したこの交流会。
5回目となったこの日は、珠洲市や輪島市から白山市内に避難している71人が参加しました。
参加した人たちはお茶を飲みながら交流したり、イベントのマジックショーを楽しんだりしていました。
珠洲からの避難者:
「よく世話してくれる、感謝しかない。私は珠洲に帰るつもりはない。もう年だし家を建てるつもりもないし、ここで細々と、いずれは白山市の人間になるわ」
マンションやアパートなどの賃貸住宅を借り上げるみなし仮設住宅。
期限は原則最長2年間となっていますが、白山市内ではいまも128世帯280人が、みなし仮設住宅で避難を続けています。
最終更新日:2025年1月23日 11:52