金大附属小の児童 金箔でお弁当を彩り 伝統工芸のある暮らしを体感
伝統工芸のある暮らしを考えるきっかけとして、金沢市の児童が金箔を使って普段食べているお弁当を彩りました。
金沢大学付属小学校の複式学級では16日、金箔でお弁当をデコレーションする体験が行われました。児童たちは今年度、地元の伝統工芸「金沢箔」を題材に学習に取り組んでいて、今回はお弁当を通して「箔のある暮らし」を体感することに。
この日は、5.3センチ角の食用金箔を使い、竹ぐしを使いながら慎重にお弁当にのせていきました。
児童:
「すごいきれいだから今すぐ食べたいです」
13人の児童それぞれが思い思いに金箔で彩ったお弁当。そのお味は?
児童:
「あまり味はしないけど食べているような感覚がするのでおいしいです」
味覚以上に、わくわく感や楽しさを味わっていたようでした。
児童たちは今後も学習を進め、地元・金沢の人に金箔への愛着を持ってもらえるようなイベントの実施を考えるということです。
最終更新日:2024年10月16日 16:07