幸運のタクシーが金沢の街に現れました。金沢の伝統や魅力を発信しようと金箔をふんだんに使ったタクシーが走行を始めました。

金沢市にある金箔の箔一。お目見えしたのは…　ひときわ目を引く金色のタクシー！

15日から走行をスタートした「幸運の金箔タクシー」です。金沢の伝統工芸の魅力を発信しようとさまざまな金箔製品を手掛ける箔一と金沢市内のタクシー会社が共同で製作しました。

約1200枚の本物の金箔が使われたこの金箔タクシー。外観だけではなく内装にも職人が一枚一枚手作業で貼り込んだ金箔が輝きます。

箔一　浅野達也 社長：
「モノを楽しむことを金沢の街から一つの魅力として発信できることが大切だと思ったんです。箔の貼り方も昔の屏風を模様しながら、できるだけ味わいのある形で今回仕上げさせていただきました」

さらに利用者に幸運が訪れることを願ってナンバーも「777」。新しい金沢観光の目玉として関係者からも期待が寄せられています。

冨士タクシー 塚本泰央 代表：
「これから金沢の新しい名物というか、新しい観光コンテンツの一つとして、お客様にわくわくを提供できることも当然そうですし、地域交通を担う人材にとって魅力ある産業にしていきたい」

世界に1台の金箔タクシー、金沢市内をメインに営業運転を始めているということです。