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46年の歴史に幕 山形屋朝日通り立体駐車場閉鎖へ

2025年3月27日 10:25
46年の歴史に幕 山形屋朝日通り立体駐車場閉鎖へ

 山形屋の朝日通り立体駐車場が来年の1月以降に営業を終了することが決まりました。

営業開始から今年で46年。家族で利用していたという人も多いのではないでしょうか。長年利用していた人たちから惜しむ声が聞かれました。

(横山あさみアナウンサー)
「40年以上にわたり県民に親しまれた山形屋の立体駐車場。車がぐるっと回るのが特徴的ですよね。この駐車場が来年なくなることがわかりました」

山形屋は現在、2つの駐車場を運営しています。そのうちの一つ、「朝日通り立体駐車場」が来年1月以降に営業を終了することがわかりました。1979年に営業を開始した機械式の立体駐車場で180台停めることができます。山形屋によりますと、老朽化に加え、維持に必要な部品が入手困難になりつつあることなどが主な理由だとしています。改修工事や建て替えも検討されていましたが、事業再生計画の一環で営業終了が決まりました。また近年は車高や車幅が大きな車種が増え、停めることができない車も多くなっていたということです。27日も駐車を断られる車が見られました。長年、愛用していた利用者たちに営業終了を伝えると…。

(利用者)
「(来年の1月くらいで無くなる…)え!そんな困るねえ。もう30年ぐらいかしら、山形屋に行くときもだけど他に行くときも宝山ホールに行くときもいろんなところで利用していた」

(利用者)
「えーーーさびしい。今の車になってからずっと。低い車しか入れないですよね。それで、やっとここが使えると思ってめっちゃ愛用していた」

(利用者)
「デパートの食堂とかに家族で行ったり、利用していたので、両親も利用していたので4世代で使っていた」

今後は649台収容できる「山形屋いづろ駐車場」に加え、センテラスパーキングを100台分借り上げるということです。また、土地は売却予定で、営業が終了してから入札を行うとしています。

最終更新日:2025年3月27日 10:25
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