種子島にあるJAXAの増田宇宙通信所の50周年を記念して式典が行われました。

　増田宇宙通信所が今年5月で50周年を迎えたことを記念して14日、中種子町では式典が行われ、地元の小学生たちが参加しました。

　式典ではJAXAの宇宙飛行士古川 聡さんによる講演も行われ、子どもたちは真剣なまなざしで宇宙の話に耳を傾けていました。

（JAXA宇宙飛行士・古川聡さん）
Q地球に帰ってきたときはどんな感覚ですか？
「体が無重力になれているので色々とびっくりすることがある。帰ってきたときにお辞儀をしたら気持ち悪くなっちゃう」

　増田宇宙通信所は1974年に中種子町に設置され、人工衛星からの電波を受信し、衛星の正常な動きの確認などを担っています。増田宇宙通信所は「これから先の50年も宇宙開発を支える一角として役割を全うしたい」ということです。