世界各国にホテルを展開するアメリカの「ハイアット」が、屋久島にラグジュアリーな温泉旅館を開業することを発表しました。

　ハイアットが温泉旅館を手掛けるのは初めてで、オープンは2026年以降になるということです。

　高級ホテルで知られる「ハイアット」が初の温泉旅館を展開するのは、屋久島や大分の由布、神奈川の箱根の3か所です。

　ハイアットの関連会社と地域資源を活用した事業などに取り組む京都の「Kiraku」が合弁事業として手掛けます。

　ブランド名は「吾汝ATONA」。好調なインバウンドを背景に国内外の旅慣れた旅行客の受け皿を目指し、温泉と地域文化に特化した旅館として展開します。

　具体的な建設場所は明らかにしていませんが、客室数は30から50室程度を予定していて小規模だからこそ提供できる上質な空間やその地域ならではの文化や魅力を体感できる施設にしたいということです。

　温泉旅館の開業は2026年以降の予定です。