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「ありがとう」の気持ちをスイーツに 鹿児島城西高校パティシエコースで保護者への感謝の集い

2024年12月10日 18:44
 「ありがとう」の気持ちをスイーツに 鹿児島城西高校パティシエコースで保護者への感謝の集い
 色鮮やかなイチゴのムースに食べるのがもったいないほどのきれいなケーキ。作ったのはパティシエを目指す高校生たちです。保護者に日頃の感謝の気持ちを伝えるイベントが開かれました。

 鹿児島城西高校で開かれた感謝の集いではパティシエコースの3年生20人が保護者へ感謝の気持ちをスイーツに託しました。イチゴのショートケーキやチョコミントのタルトなどきらきらとしたかわいらしいスイーツが並びます。

 こちらの生徒、自分で作ったケーキにレモンで最後の仕上げです。

(生徒)
「いつも忙しいからゆっくりできる時間で、レモンティーはリフレッシュ効果もあるからリラックスしてほしいなと思って作った」

 いつも忙しい母親にゆっくりしてほしいという思いを込めて作ったレモンティー風味のケーキです。

(保護者)
「もったいない食べるのが。美味しいです。そんな思いが込められているとは思っていなくて、じーんと来ている」

 こちらの生徒は3年間、サッカー部のマネージャーを務めているそう。年末には全国高校サッカー選手権も控えています。

(保護者)
「部活しながらこっち(パティシエ)も両立できているのかなってすごく心配だったけど、ちゃんと頑張っていたんだなというのが伝わるのですごくよかった」

(生徒)
「部活も3年間させてもらって、パティシエもやらせてもらって「ありがとう」しかない」

 甘いものが得意ではないというお母さんのために甘さ控えめの抹茶ドーナツを作りました。

(保護者)
「おいしい。最高です」

 普段はなかなか言えない「ありがとう」の気持ちをスイーツとともに伝えた生徒たち。会場には笑顔と感動が広がっていました。
最終更新日:2024年12月10日 19:26