宮城県内の国公立大学では25日からの前期日程試験を前に、試験会場の準備が行われた。
このうち青葉区の東北大学 川内北キャンパスでは22日午前、案内看板が設置され、教室では職員が受験番号が書かれた紙を丁寧に机に張り付けていった。
東北大学で今月25日と26日に行われる前期日程試験には10の学部で合わせて4423人が志願していて、志願倍率は2.7倍となっている。
今年から基本的にコロナ禍前の入試体制に戻り、マスクの着用は任意で、体調不良で受験できなかった場合の追試験は行われない。

東北大学入試課　阿部伸 課長補佐
「受験生のみなさんも体調に気を付けていただき日頃の成果を発揮できるよう頑張っていただければ」

なお、能登半島地震で被災した受験生は、受験料が免除される。
宮城県内ではこのほか宮城教育大学と宮城大学でも25日から試験が行われる。