<事故で多くのケガ人が出た想定>消防や警察など100人以上が訓練 初動対応や連携を確認(仙台市)
交通事故で多くのケガ人が出たことを想定した訓練が行われ、消防や警察などあわせて100人以上が初動対応や連携を確認した。
大規模な救助活動を想定して年に1度行われる訓練には、消防や警察・救急救命を学ぶ学生などおよそ120人が参加。
車が歩行者やバスと衝突して、あわせて20人あまりのケガ人が出た想定で、行われた。
訓練)私の手を握れますか?黄色です!
訓練では、多くのケガ人が出た時に症状によって優先度を決めるトリアージが行われたほか、警察やバスを運行する交通局職員が事故の情報を共有するなど、各機関との連携を確かめた。
仙台市青葉消防署・高崎純治副署長
「多数の方がケガをするという事案については、仙台市でも年に1度あるかないかの事案ですので、こういった訓練を基に、実際の災害に対してしっかり対応してまいりたいと思っています」
消防は、訓練を検証したうえで、初動対応の迅速化や各機関との連携を深める方針だ。