宮城県1人1泊300円課税へ 年間23億円の税収見込み 仙台市と今後協議
19日、県は県議会の委員会で宿泊施設の利用者に1人1泊300円を課税し修学旅行などは免除するとした条例案を説明した。
宿泊税は観光資源の整備やプロモーション費用に充てるのが目的で県では年間23億円の税収を見込む。
コロナ禍を理由に一度は条例案を取り下げていたが、今回改めて6月議会に提案する考え。
一方、仙台市でも1泊200円での導入を目指していて、県と仙台市がそれぞれ税を導入した場合、仙台市内の宿泊施設では二重課税となってしまうことから両者は課税額の配分について協議するとしている。