詐欺の疑いで逮捕されたのは石巻市の団体職員の男(60)。

警察によると、男は厚生労働省の緊急雇用安定助成金制度(新型コロナウイルス感染症の特例)を使い、2022年6月から2023年2月までの間に宮城労働局に対し虚偽の内容で助成金を申請し2023年3月までに8回に渡って自身が代表を務める法人名義の口座に現金合計約77万円を振り込ませだまし取った疑いが持たれている。

これは、2023年9月に労働局から警察へ不正申告したとみられる会社についての相談があり捜査をして発覚したもの。
警察は捜査に支障が出るとして、男の認否を明らかにしていない。
男は今年5月にも雇用調整助成金制度を利用し現金200万円をだまし取った疑いで逮捕されていた。