【史上最高値にあと「50円」…】「日経平均株価」上昇 仙台市内で街の人に聞く(2月16日)
16日の東京株式市場で日経平均株価は一時、史上最高値に50円に迫る水準まで上昇した中、仙台市内で街の人の反応を取材した。
16日午前中の仙台市内。
銀行の店舗が設置する電光掲示板では、多くの銘柄の株式が値を上げる情報が伝えられた。
16日の東京株式市場で日経平均株価の上げ幅は一時700円を超え、1989年の年末に記録した終値ベースの史上最高値3万8915円に、一時あと50円まで迫った。
好調な企業決算なども背景に、日本経済の先行きへの期待感も高まる中、街の人は株高をどう見ているのか話を聞いた。
60代女性(自営業)「全然影響なし。良いんじゃな いの 株価上がっているのは。株価下がるといろんな影響出てる」
60代男性(退職)「それだけ見れば良いけど、反動も怖い。実際に現役で働いている人がどう思うか、いい景気だと感じていない」
今年就職する大学院生の男性は、株価上昇から賃上げにつながることを期待していた。
20代男性(大学院生)「株価が上がったら、賃上げにつなが ればいいけれど。企業だけ儲かっ ている。ずっと内部留保が多い という話、良くない」
日経平均株価が史上最高値を視野に入れる水準まで上昇した16日。
来週の値動きにも注目が集まりそうだ。