<報道公開>仙台空港に配備の”特殊車両”、除雪車や消防車など…相次ぐ航空機事故受けて
相次ぐ航空機事故を受け、安心して仙台空港を利用してもらおうと、空港に配備されている除雪車や消防車などの特殊車両が報道陣に公開されました。
森尾絵美里アナウンサーリポート
「こちらの除雪車、とても硬い金属 の4mを超えるような大きなブ ラシで素早く雪を除雪します」
仙台空港は、滑走路だけで東京ドーム4つ分の面積があり、広範囲により早く除雪する必要があります。
まるでカブトムシの角のような放水ノズルに、重さ34トンの大きな車体。
こちらは最新鋭の空港用化学消防車「パンター」です。
大量の水と消火剤を積み、1分間に5000リットル以上を放水することができます。
仙台空港には「パンター」を含め3台の消防車両が配備されています。
仙台国際空港・空港運用部 大沼一樹マネージャー
「万が一(事故が)起こった場合に、この車両を通じて最大限の能力を発揮して、空港の安全な運用を整えたいと考えております」
仙台国際空港では、2024年1月の羽田空港での衝突事故を受け、新たに複数の航空機にトラブルが発生した際を想定し訓練を行っているということです。