【仙台市で始まる『ライドシェア』】村井知事 慎重に運用すべきとの考え示す 「利用者とドライバーの安全確保に課題がある」(宮城)
6月から仙台市で始まる予定の『ライドシェア』について、宮城県の村井知事は「利用者とドライバーの安全確保に課題がある」として、今後慎重に運用すべきとの考えを示した。
『ライドシェア』は、タクシー会社の運行管理のもと一般ドライバーが自家用車を使って有料で客を運ぶサービスで、仙台市では6月7日から始まる見込みだ。
3日の定例会見で、村井知事はライドシェアについて安全面での課題を次のように述べた。
村井知事
「何よりも重要なのは、利用者の安全と運転手の安全が同時に確保されないといけない。この間、タクシー運転手が撃たれる事件もあった。自家用車だとそういうことが起きた時に、すぐわからないかもしれない」
その上で、村井知事は、今後タクシー会社の管理のもとで運用しながら自家用車でのサービスの際の安全確保策など、課題について検討していくべきとの考えを示した。
また、IT事業者の『ライドシェア』への参入は慎重であるべきとの考えも示した。