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【震災から10年以上経つのに…】現在も完成しない気仙沼市の漁港防潮堤 現状などの住民説明会(宮城)

2023年10月26日 12:02
【震災から10年以上経つのに…】現在も完成しない気仙沼市の漁港防潮堤 現状などの住民説明会(宮城)

現在も完成していない宮城・気仙沼市の日門漁港の防潮堤について、25日夜 工事の現状などに関する住民説明会が開かれた。

東日本大震災を受けて、宮城県内で今年度も工事が続く防潮堤は、気仙沼市内の4か所でこのうち最も遅れているのが日門漁港。

県は、資材不足や住民合意の遅れなどを主な理由としている。

25日夜の説明会には、住民およそ20人が参加。

県側からの事業見通しなどの説明に対し、早期完成を望む声などが上がった。

宮城県気仙沼地方振興事務所・齋藤秀一漁港整備専門監「住民の方々への説明も引き続き丁寧な説明を心がけていきたいと思いました」

県によると、日門漁港での防潮堤整備に今後およそ8億円かかる見込みで、完成は早くて3年後だという。