宮城県内では、28日から29日にかけて火事が相次ぎ、栗原市では29日住宅など2棟が全焼し周辺の5棟にも被害が出る火事があった。

28日は、仙台市泉区と山元町で住宅が全焼する火事があり、泉区では1人の遺体が見つかっている。

像警察と消防によると、29日午前9時半頃、栗原市一迫の自営業・狩野 満昭さん（65）の住宅から「黒煙が出ている」と、複数の付近住民から119番通報があった。

3時間後に鎮火したが、この火事で2階建て住宅と別棟の合わせて2棟が全焼したほか、周辺の建物5棟にも壁の一部を焼くなどの被害が出たという。

狩野さんは1人暮らしで、出火当時外出していてけが人はいなかった。

仙台市泉区南光台東では、28日午前　2階建ての住宅1棟が全焼。

周りの建物5棟の一部にも被害が出た。

女性（89）が1人暮らしをしていた全焼した住宅からは、1人の遺体が見つかった。身元はまだ特定されていない。

さらに、宮城・山元町では28日夜　平屋建ての住宅1棟が全焼。

この家に1人で住む男性（88）は逃げて無事で、「ストーブをつけていた」と話している。タジオ】現在「東部」に乾燥注意報が出ています。火の取り扱いに、注意が必要です。