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【危険な交差点】宮城のワースト3発表 「六丁目交差点」はランク外 1位の交差点には複数の信号機が…

2024年10月2日 18:34
【危険な交差点】宮城のワースト3発表 「六丁目交差点」はランク外 1位の交差点には複数の信号機が…

「危険な交差点」は日本損害保険協会がまとめているもので、去年1年間、宮城県内で人身事故が多かった交差点を発表している。

■ワースト1位は国道4号仙台バイパスの「箱堤交差点」

ワースト1位となったのは国道4号仙台バイパスの「箱堤交差点」で去年、7件の人身事故が発生した。
その理由は…

三浦理瑚 記者
「こちらの交差点には複数の信号機があり、直進が出たあと左折の矢印信号が出ます。その後、右折が出るようになっていてドライバーはより注意をして走行することが求められます」

「箱堤交差点」で起きた7件の事故のうち、4件が追突事故で、矢印で示される信号機の誤認や、漫然運転が原因とみられている。

■ワースト2位は太白区の「根岸交差点」と泉区の「八乙女交差点」

そして、ワースト2位で並ぶのが太白区の「根岸交差点」と泉区の「八乙女交差点」。

このうち、「八乙女交差点」は2008年の発表以来、初めてワースト5位以内に入り、6件の事故のうち4件が交差点を曲がる時に歩行者や自転車と衝突した事故だという。

■「六丁目交差点」は今年はランク外

一方、2012年からワースト5位以内が続いていた若林区の「六丁目交差点」は、ランク外となった。

協会は左折レーンに色を塗るなどした注意喚起や街頭キャンペーンの効果がでたものとみている。
県警によると、県内の人身事故は年々、減少傾向にあるものの、仙台市内には交通量の多い交差点が多いことから、交差点の特徴や危険なポイントを把握して運転するよう呼びかけている。

最終更新日:2024年10月2日 18:34