【利用者数「新型コロナ」流行前と同水準にまで回復】仙台市・地下鉄「東西線」が開業から8年
仙台市の地下鉄「東西線」は、6日で開業から8年だ。
最新の利用者数は、新型コロナ流行前と同じ水準にまで回復してきている。
仙台市によると、地下鉄「東西線」の去年12月~今年11月までの開業8年目の利用者数は、1日あたり「6万2600人」で、最も多かった開業4年目とほぼ同じ水準まで回復したことが分かった。
新型コロナの影響で大きく減った利用者数だが、その後「5類」に移行してから回復傾向にあることに加えて、仙台市は「荒井・卸町エリアなどで住宅需要が高まり、利用が増えている」などと分析している。
一方、開業当初に目標として掲げた1日あたり「8万人」の利用者数には届いていない現状で、仙台市は来年から沿線で始まる「ナノテラス」の運用や「国際センター駅」近くの音楽ホール建設計画などを絡めながら今後の東西線の利用拡大策を検討していく方針だ。