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【最新の捕鯨母船】クジラ肉の初水揚げ 解体から箱詰め・冷凍保存まで全て船内で(仙台港)

2024年6月10日 12:03
【最新の捕鯨母船】クジラ肉の初水揚げ 解体から箱詰め・冷凍保存まで全て船内で(仙台港)

最新の捕鯨母船によるクジラ肉の初水揚げが、仙台港で行われた。

最新の捕鯨母船「関鯨丸」は、5月に三陸沖や北海道沖での操業を終え、6月9日仙台港に入港した。

翌10日は、冷凍加工されたニタリクジラの肉およそ50トンが、冷凍コンテナで水揚げされた。

「関鯨丸」は、これまでの捕鯨母船「日新丸」の老朽化に伴い新たに建造された。

「日新丸」より一回り大きい総トン数約9千トンで、解体から箱詰め冷凍保存までを全て船内で行い、冷凍コンテナのまま出荷するため、高い鮮度を保つことができる。

共同船舶・所英樹社長
「ここで作った(加工した)ものが、そのままなるべくお客様の近くまで品質を保ったままいける。様々な形態で美味しく使っていただけると思っています」

10日水揚げされたクジラの肉は、宮城県内をはじめ全国に出荷される。