宮城が国内シェア8割「養殖ギンザケ」入荷本格化 価格平年並みで全国各地へ
19日朝、仙台市中央卸売市場には南三陸町の志津川湾などで水揚げされた養殖ギンザケおよそ1.8トンが入荷し最高値はキロあたり1200円と平年並みの価格で競り落とされた。
市場では旬を迎えたギンザケの様々なメニューが紹介され仲買人に寿司や新ジャガを使ったサーモンポテトが振る舞われた。
仲買人
「臭みなくて脂のってうまいですね」
宮城県は養殖ギンザケ発祥の地で国内生産のシェアは8割以上を占めている。
今シーズンは高い海水温の影響で稚魚の成育が3週間ほど遅れ身も小ぶりだという。
仙台水産 養魚部 庄司真文次長
「出足遅れてしまったんですけどこれから巻き返していけるように私たちの方でも供給していきたいと思ってます」
県内産のギンザケは全国各地に出荷される。