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【女川原発2号機】宮城県が了承 東北電力の<施設変更> 重大事故の際の予備電源を2系統→3系統に

2024年7月5日 16:19
【女川原発2号機】宮城県が了承 東北電力の<施設変更> 重大事故の際の予備電源を2系統→3系統に

東北電力は、5日 女川原発での重大事故の際の予備電源を2系統から3系統にするなどの施設変更について、宮城県からの了承を受けた。

5日、宮城県庁には、東北電力の担当者が訪れ、県の担当者から女川原発2号機の施設変更の了承を受けた。
原発の施設変更などの際は、地元自治体の了承が必要となっている。

今回の施設変更のひとつは、重大事故発生時に必要な予備電源を現在の2系統から3系統に増やし、信頼性の向上を図るもの。

もうひとつは、冷却水のフィルターなどの放射性廃棄物の処理について。
当初は、ドラム缶に入れてプラスチック樹脂で固めて処理することにしていたが、これを不燃性のセメントで固めることに変更する。

東北電力によると、女川原発2号機は今後原子炉に核燃料を入れる「燃料装荷」の作業に入り、9月頃に再稼働する予定だ。