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【楽天春季キャンプ終了】最終日ドラフト1位・古謝樹投手がデビュー!若手野手も猛アピール

2024年2月19日 19:32
【楽天春季キャンプ終了】最終日ドラフト1位・古謝樹投手がデビュー!若手野手も猛アピール

楽天は春季キャンプが終わり開幕が近づいている。沖縄・金武町でのキャンプは18日が最終日。練習試合ではドラフト1位ルーキーが対外試合デビューを果たした。

★去年の日本一チーム阪神のキャンプ地・宜野座に乗り込んで行われた17日(土)の練習試合。

楽天は開幕投手候補・昨シーズン6勝の早川隆久投手が対外試合初先発。新たに挑戦しているというフォークで空振り三振を奪うなど、2回を投げ被安打0、3奪三振の無失点。順調な仕上がりを披露した。

早川投手のあとを受けてマウンドに上がったのは育成の6年目・清宮虎多朗投手。中日の守護神・ライデル・マルティネス投手に憧れているという23歳は阪神打線相手に13球すべてストレートで勝負し、最速はなんと159キロ!1回を1奪三振・無失点と力強いピッチングで支配下登録へ向け存在感を示した。

★そして春季キャンプ最終日の18日は日本ハムとの練習試合。

楽天の先発は桐蔭横浜大からドラフト1位で入団した古謝樹投手。これが対外試合初登板。初回、2アウトからランナーをひとり置いて、打席にはメジャー通算108本塁打の新外国人レイエス選手。風にも乗った打球はそのままライトスタンドへ。いきなりプロの洗礼を受ける形で2点を失う。それでも続く2回は“プロ初の三振”を奪うなど、3者凡退に抑えた。結果2回を投げ被安打2、1奪三振、2失点で対外試合デビュー戦を終えた。

〈ドラ1ルーキー・古謝樹投手〉
「とても緊張して、投げてるときは頭が真っ白で。次は変化球とまっすぐをコンビネーションしっかりとってまた収穫のある登板にできればいいかなと思っています。」

一方、打線では若手が結果を残した。1番レフトでスタメン出場の2年目・平良竜哉選手が2安打を放ち、前日の試合に続いて複数安打をマーク。

また、前日に3安打している5年目・黒川史陽選手も、タイムリーヒットを放つなどこちらも連日の複数安打で好調ぶりをアピールした。

そして試合後には、マウンド付近に集まりキャンプの打ち上げを行った。

〈今江敏晃監督〉
「(点数をつけるとしたら)100点に近い点数だと思います。もちろん技術とかそういうものは個々にいろんな課題があるのでこれからもっともっと埋めていく作業になるとは思うんですけど、そういう意味でメラメラした目でみんなやってくれたので良かったかなと思います」

今江監督は今年のキャンプMVPについて平良選手・清宮投手をあげるなど若手選手の活躍も光った楽天。20日からも練習試合、そしてOP戦と開幕まで実戦が続いていく。