【楽天】ドラフト7位指名・大内誠弥投手(東松島市出身)指名あいさつ“地元に恩返しできる選手に”
先月のプロ野球ドラフト会議で、楽天が7位に指名した東松島市出身・日本ウェルネス宮城高校の大内誠弥投手(17)。8日、楽天の後関昌彦スカウト部長ら3人が大内投手のもとに指名挨拶に訪れた。
〈後関昌彦スカウト部長〉
「まだまだのびしろがある、当然まだまだやらなくちゃいけないことがいっぱいあると思うけど、非常に楽しみ」
それを受けて、大内投手は・・・
〈大内誠弥投手〉
「自分の将来性というものをかっていただいて、自分を指名していただいたので、大内がとれて良かったなと思われるように頑張りたいと思います」
生まれも育ちも東松島市の大内投手。191センチの長身から投げ下ろす角度のあるストレートが武器の右投げピッチャー。高校入学後に足腰を鍛え、球速が20キロ以上アップ。現在最速144キロですが、担当スカウトは伸びしろに期待をよせる。
〈益田大介スカウト〉
「ひじの使い方が非常に柔らかくて、ストレートも変化球も非常に器用に投げて制球力のあるピッチャーという印象。まだ線も細いですし、体が出来たら本当にのびしろのある選手になるという所を評価」
東松島市出身の選手で、高校生でのドラフト指名は初めて。育ててくれた地元に恩返ししたいと、意気込む。
〈大内誠弥投手〉
「自分はずっと宮城県育ちなので、地元の宮城県で楽天さんに指名していただいたので、地元に恩返しして地元の子どもたちに勇気を与えられる選手になりたいと思っています」
大内投手の地元・東松島市では喜びと期待の声も。東松島市役所の入口近くではドラフト指名を祝う張り紙が掲示された。
〈地元の女性〉
「(指名されて)びっくりしました!すごいなって思いました。頑張ってほしいと思います。」
〈地元の男性〉
「(指名されて)感無量です。はい。感無量です。将来的には大谷投手みたいな感じになってもらいたいなと思うんですけど。」
大内投手が小学時代に所属していた野球チーム『大曲ドリームズ』の監督安海宇秀さん。当時の大内投手は目立つ選手ではなかったものの、練習では一日も休まず、6年生の時にはキャプテンを務めていたとのこと。
〈大曲ドリームズ 安海宇秀監督〉
「みんなが立てないスタートライ ンに今立ったところなので、これから1軍で投げれるピッチ ャーになってほしい。僕個人的に楽天の岸投手が好き なので岸投手のようになってく れたら良いなと思っています」