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20日からの大雨「住宅地でがけ崩れ」「市道ふさぐ倒木」など 長崎市内で被害相次ぐ《長崎》

2024年6月21日 12:10
20日からの大雨「住宅地でがけ崩れ」「市道ふさぐ倒木」など 長崎市内で被害相次ぐ《長崎》

20日からの大雨の影響で長崎市内では21日朝にかけ、がけ崩れなどの被害が相次ぎました。

(青木雄大アナウンサー)
「現場にはブルーシートが掛けられていて、崩れた崖の一部が住宅になだれ込んでいるように見える」

20日午後6時頃、長崎市西町では住宅裏のがけが幅10メートル、高さ10メートルにわたって崩れました。

ケガ人はいませんでしたが、近くに住む3世帯5人が避難したということです。

梅雨前線の北上などの影響で、大雨に見舞われた県内。

降り始めから、21日午前5時までの雨の量は、雲仙市雲仙岳で159ミリ。南島原市口之津で151ミリ。長崎市で137.5ミリなどとなっています。

(青木アナ)
「一段と雨が強くなってきた。大雨の影響か。太く大きな木が電線に倒れ掛かっている」

長崎市三重田町では、20日午後6時半頃、高さ10メートルあまりの木が倒れました。

市道を塞いだほか、電線にも接触しましたが、停電などは確認されていないということです。

21日午前6時頃には長崎市上小島で住宅地のがけが幅10メートル、高さ7メートルにわたって崩れました。

住宅に被害はなく、ケガ人はいませんでした。

県内では22日から23日にかけても雨が強まるおそれがあり、気象台は今後も最新の情報に注意するよう呼びかけています。