激湯!? 全国カピバラ「長風呂対決」 前回最下位の長崎 リベンジを誓った戦いの結果は《長崎》

長崎バイオパークで、全国5か所の動物園が対抗するカピバラの「長風呂対決」が27日、行われました。
長崎を代表して挑んだのは、打たせ湯が好きな雄の「ドーナツ」。前回最下位のリベンジに燃える戦いに密着しました。
約200種類の動物の生き生きとした姿が見られる「長崎バイオパーク」。
普段はほのぼのとした雰囲気の園内ですが、27日は、少しピリリとした緊張が走っていました。
そのワケは・・・「カピバラの長風呂対決」。
全国5つの動物園の代表のカピバラが、大好きな風呂にどれだけ長く入っていられるかを競う 年に1度の大会です。
長崎バイオパークからはオスの「ドーナツ」10歳が2年連続の挑戦です。
去年は、那須どうぶつ王国(栃木県)の「コハル」が3時間40分29秒で優勝。
対する「ドーナツ」は8分42秒、ダントツの最下位でした。
その時の敗因は・・・。
(長崎バイオパーク 伊藤雅男 園長)
「もう彼女のせいだから。十九本さんが(エサの)竹を持って、担いでここを通ったから。去年はそれで風呂から出た」
飼育員の十九本 美里さん。反省を生かし、作戦を考えたそうです。
(飼育員 十九本美里さん)
「選手のドーナツは打たせ湯を結構好きなので。作戦としては、打たせ湯をいつもここからも出しているが、今日はストップして、手湯の方からあふれて出てきた あちらの、直接湯船に入る方オンリーでいこうと考えている」
一方の伊藤園長は?
(長崎バイオパーク 伊藤雅男 園長)
「今日ちょっと暖かすぎるもんなぁ。やっぱりうちは不利だもんね。一番南で暖かい所だし」
(カメラマン)
「園長、弱気じゃないですか」
(長崎バイオパーク 伊藤雅男 園長)
「一応、負けた時の言い訳を先に・・・」
(飼育員 十九本美里さん)
「ちょっと保険をかけとかないと!」
(長崎バイオパーク 伊藤雅男 園長)
「なんせ、まだ一回も1位になったことはないもんね。お風呂は。去年5位だから(今回は)4位かな」