Jリーグ初の民設民営スタジアム「新たなスポーツビジネスの形」チェアマンが語る日本サッカーの未来像《長崎》
今月、長崎スタジアムシティを視察した Jリーグの野々村芳和チェアマン。
トップが語る新スタジアム、そして日本のサッカーの未来像とは。
単独インタビューです。
今月6日、サッカーJ2 V・ファーレン長崎が迎えた「ピーススタジアム」での初陣。
スタジアムには、前を見ても、後ろを見ても、横を見ても、人、人、人。
ホームゲームで歴代2位となる 1万9000人あまりが駆け付けました。
(愛知から)
「朝イチでやって来た。1年前の建設途中の見学会に来て以来なので、本当にピッチも近くて、もうどうしましょう」
(佐世保市から)
「これだけ人が集まって、長崎の活性化にもつながる」
その5日前、スタジアムのピッチに立ったのは…
Jリーグのトップ、野々村 芳和チェアマンです。
(Jリーグ 野々村芳和チェアマン)
「ゴール裏から見たいなとか、バックから見たいなとか、ホテルから見たらどうなんだろうとか、いろんなことを想像できて、きっと楽しみ方がいっぱいあるだろうなと」
現役時代は、現在のジェフ千葉などでミッドフィルダーとして活躍。
2013年から9年間、コンサドーレ札幌の社長、会長としてクラブを経営し、おととし 元Jリーガーとして初のチェアマンに。
視察では、“日本で一番ピッチから近い” 5メートルの距離にある客席の眺めを体感しました。
(Jリーグ 野々村芳和チェアマン)
「何よりサッカーをやる側としては、熱量がすごく伝わりやすいスタジアムになると思うので、いいものは出せそうな感じがする、選手のパフォーマンスとして。それが1番いいところ」
ピッチからホテルを見上げ…、
(Jリーグ 野々村芳和チェアマン)
「ホテルの部屋から見てもいいんだ。すごいね」
Jリーグでは、初めての民設民営となる “ピースタ”。
ホテルや商業施設も併設され、さまざまな 日本初の仕掛けが…。
客席からスタジアム上空を見上げると、そこにはスタジアムの真上を横切る「ジップライン」が。