酒気を帯びた状態で車を運転中、タクシーに追突しそのまま逃げたとして48歳の会社員の男が危険運転致傷などの疑いで逮捕されました。

男は「酒を飲んで車を運転し事故を起こしたことは間違いない」と供述しているということです。

危険運転致傷とひき逃げの疑いで逮捕されたのは、長崎市江平1丁目の会社員　川本 圭亮容疑者 48歳です。

警察によりますと川本容疑者は、今月7日午後9時35分頃、長崎市御船蔵町の国道202号で酒気を帯びて普通乗用車を運転。信号停止中のタクシーに衝突し、そのまま逃走した疑いです。

当時 タクシーは乗客4人を乗せて運行中でしたが、追突により車体後部のバンパーや、ブレーキランプを破損しました。

（タクシー運転手）
「後続車もいたので1車線に移動しなければいけないと思って、移動したとたんにシャーっと走って行った。特にバンパー部分がどこに飛んで行ったか分からないが、その時に探したがなかった。
一瞬、記憶がなくなるというか 何が起こったのだろうという感じ」

男性運転手は首をねん挫するなど全治1週間のケガをしたほか、4人の乗客全員が軽傷を負っています。

川本容疑者は「酒を飲んで車を運転し事故を起こしたことは間違いない」と供述しているということです。