子どもたちが介護現場を疑似体験『キッザケア ナガサキ』小中学生400人が福祉の魅力学ぶ《長崎》
子どもたちに介護や福祉の仕事の重要性や魅力を知ってもらおうと、長崎市で職業体験イベントが開かれました。
(介護福祉士)
「私たちは介護の仕事をしています。皆さん、車いすは見たことがありますね」
県が初めて開いた職業体験イベント『キッザケア ナガサキ』。
県内の小・中学生あわせて400人が、介護福祉士や看護師、理学療法士などの仕事を体験しました。
看護師の体験では、聴診器を使って心臓の音を聞きました。
(看護師)
「聞こえる?これが自分の心臓の音です」
(小学3年生と小学1年生)
「聞こえた。ドッドッ、ドッドッ、めっちゃ速かった」
また 介護福祉士のコーナーでは、車いすに乗ったり、押して補助する体験をしました。
(小学2年生)
「重かったからちょっと難しかった。(見かけたら)助けてあげようと思う」
(県福祉保健部長寿社会課 中村 直輝 課長)
「皆さん楽しそうでほっとしました。小さな子どもの頃から介護現場で働いてる人たちの話(を聞いたり)、体験や経験してもらうことで、介護ってこんな楽しい仕事なんだって思って、将来の選択肢として考えてもらえたらと思う」
仕事を体験すると、お菓子などと交換できる給料チケットが渡され、子どもたちは社会の仕組みも学んでいました。