全国高校サッカー選手権大会は長崎総大附属が連覇 組み合わせ抽選会の結果は?《長崎》
全国高校サッカー選手権大会は、県代表を決める決勝戦が17日行われ、長崎総大附属と創成館が一枚の全国切符をかけて激突しました。
連覇を狙う、白と黒の縦じまのユニホーム長崎総大附属と、4年ぶりの優勝を目指す、黄色のユニフォーム創成館の対戦となった決勝戦。
前半をスコアレスで折り返し迎えた後半、立ち上がり2分に試合が動きました。
総附はフリーキックの流れから、高さを生かしてゴール前までつなぐと、松下選手が右足で押し込み、幸先よく先制します。
総附はさらにその直後、2年生の寺井選手が右サイドから仕掛けた強烈なシュートがきまり、立ち上がりわずか3分で、2点を挙げリードを広げます。
攻撃の手を緩めない総附は26分、松下選手がこの日、2点目となるボレーシュートを決め、3対0とすると、30分にはエースの坂本 錠選手が、コースを狙った技ありのゴールで4対0に。
決勝戦は、後半に持ち前の攻撃力を発揮した総附が見事、連覇を果たしました。
(松下 昊稀選手(3年))
「決勝の舞台で2点決めることができて、めちゃくちゃうれしい。国立のピッチに立ってプレーをするという目標が一つあるのでそれを叶えるためにあと1か月くらいあるので頑張りたい」
(宇土 尊琉主将(3年))
「練習から厳しくやらないと試合で勝てないと定方監督からずっと言われ、(1年間)意識してやってきた。自分たちがやることをひとつひとつやってきた結果が出てうれしい」
おととし亡くなった小嶺 忠敏前監督が率いていた2019年以来となる連覇となった長崎総大附属。
その県代表・長崎総大附属の対戦相手が決まる組み合わせ抽選会ですが、5年ぶりに各校の代表が一堂に会し、18日東京の日本テレビで行われました。
組み合わせ抽選会の結果、県代表・総附の対戦相手は、8大会ぶり4回目の出場、埼玉代表・正智深谷に決まりました。
正智深谷は激戦区の埼玉県予選を勝ち抜いた強豪校で、粘り強い守備をベースにした勝負強さが持ち味です。
(長崎総大附属 宇土 尊琉主将(3年))
「厳しい埼玉県予選を勝ち抜いているチームなので自分たちは粘り強いサッカーで戦ってきたい」
(正智深谷 大和田 悠主将(3年))
「8大会ぶりの出場で初出場みたいなものなので全員で一致団結して優勝目指して頑張りたい」
大会は来月28日に開幕予定
総附の初戦は翌日の29日、埼玉県代表・正智深谷との一戦は、NACK5スタジアム大宮で午後0時5分キックオフです。