鳥取の伝統工芸品を世界へ 海外のバイヤーを招いた商談会 「技術力を販売してくれる人と協力しながら広げていけたら」
「鳥取の伝統工芸品を世界へ」鳥取市の窯元で、海外のバイヤーを招いての商談会が開かれました。
鳥取市にある窯元「鳥取因幡焼」を訪れたのは、香港で小売店を営むバイヤーです。窯や工房を見学し、実際に商品を手に取り、品定めしていました。
香港のバイヤー PAN TANGさん
「こういったデザインが好きでした。ほかでは見られない珍しいデザインです」
商談会は、海外販路拡大に関心がある企業を支援するため、ジェトロ鳥取が中国地域4県のジェトロと連携し実施したもの。参加したバイヤーは、生産者のこだわりを顧客に伝えることを大切にしているそうで、器づくりの工夫について熱心に質問をしていました。
香港のバイヤー PAN TANGさん
「職人の方が丁寧に作っている様子を香港の方に伝えれば理解してもらえると思います。ぜひ注文したいと思います。お店で売りたいと思っています」
鳥取因幡焼 陶芸作家 三木健太郎さん
「手ごたえはあったかなと思います。何年も積み重ねてきた技術力を販売してくれる人と協力しながら広げていけたらなと思います」
商談会を開催するジェトロは、今年度、香港のほか、イギリス、アメリカなど5つの国と地域からバイヤーを呼ぶということです。