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葉物野菜で価格の高騰 キャベツの産地で生育不良 家計に直撃する野菜の高騰を受け、節約のために家庭菜園をする人も

2024年5月13日 19:13
葉物野菜で価格の高騰 キャベツの産地で生育不良 家計に直撃する野菜の高騰を受け、節約のために家庭菜園をする人も

普段の食卓に欠かせない野菜。しかし今、葉物野菜で価格の高騰が起きています。

三ツ圀 陽介 記者
「全体的に野菜の価格が値上がりしているといいますが、中でもキャベツは一玉100円以上通常よりも高くなっているといいます。」

スーパーマーケットのエスマートによりますと一年を通して通常一玉300円ほど、安い時には150円から200円ほどで店頭に並ぶはずのキャベツ。しかし、2週間前から仕入れ価格が値上がりし、きょうは一玉430円で売られていました。

キャベツの産地での生育不良が原因だという今回の値上げ。
なかなか一玉の購入に踏み切れないお客さんも。

来店者
「全体的に(野菜が)高いかなと。キャベツを頼まれて買っていて、あまりにも高くて悩んだが必要なので仕方なく。半玉にしました。」

中には手が届かないためカット野菜で代用するとういう人も…

来店者
「なかなか一玉買えなくて今日もこれにしようと、(カット野菜のほうが)お値打ちなので。4分の一カットをこの前買ったがすぐ使い切るので。毎日必要なのでキャベツとかニンジンとかトマトは。全部高いですね。」

そうした中、価格が落ち着く野菜もあり、ニラは通常よりも安く販売。またアスパラガスやトマトなどこれから地元のものが出始める野菜は価格も落ち着く見込みです。

エスマート田園町店 商品部 亀田 修二 副部長
「今後は6月以降岡山県産のキャベツが入ってきます。いま地物の鳥取県産キャベツも 少量入っているので少しずつ落ち着くのでは。」

一方、鳥取市内のホームセンター、ホームプラザナフコ東鳥取店で多くの人が足を止めていたのは野菜の苗の販売コーナー。

ホームプラザナフコ東鳥取店 安部 陽介 店長
「この時期であれば実がなる野菜のナスやキュウリ、ピーマンやトマトが売れ筋。やっぱりスーパーだと高いので自分で作ってみようというお客さんは多くなっていると感じる。」

夏の収穫に向けて今は販売のピーク。気軽にできる家庭菜園は節約にもつながるため魅力があるといいます。

苗の購入者
「ナス・トマト・キュウリ・ビーツ・ゴーヤを栽培しています。少しでも無農薬のものが食べられたら楽しみかなと。野菜高いですし。」

また、ベランダで野菜を育てられる栽培簡易キットの売り上げも好調。家計に直撃する野菜の高騰ですがこうしたひと工夫で乗り切ってみてはいかがでしょうか?