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会社資金と24時間テレビの寄付金を着服 日本海テレビの元幹部社員の男を起訴

2025年3月26日 3:36
会社資金と24時間テレビの寄付金を着服 日本海テレビの元幹部社員の男を起訴

24時間テレビへの寄付金と会社資金を着服したとして書類送検されていた日本海テレビの元幹部社員の男に対し、鳥取地検は会社資金と寄付金の一部について業務上横領の罪で3月26日に起訴しました。

会社資金と寄付金の一部を着服したとして起訴されたのは、日本海テレビの元幹部社員田村昌宏被告55歳です。

起訴状などによりますと、田村被告は2019年から2023年までに、会社資金469万6538円と2023年に集められた24時間テレビの寄付金10万5000円の合わせて約480万円を着服したとされています。

田村被告は2024年7月に書類送検、そして、3月26日に会社資金と2023年分の寄付金を着服したとして業務上横領の罪で起訴されました。

なお、着服金について、日本海テレビは、社内調査で判明した被害全額の弁済を田村被告から受け取っており、そのうち寄付金264万6020円は全て24時間テレビチャリティー委員会に届けられています。

日本海テレビの西嶌一泰社長は
「24時間テレビの寄付金につきましては、多くの皆様の善意による多額の寄付金を元
幹部社員が着服したことは弊社調査で確認し、元幹部社員も認めている事実です。これは許しがたいことであり、寄付をしてくださった皆様をはじめ、ご関係の皆様、視聴者の皆様に改めて深くお詫び申し上げます。弊社としましては引き続き、再発防止とコンプライアンス強化に社員一丸となって取り組んでまいります」とコメントしています。

最終更新日:2025年3月26日 7:04
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