利用客の声が相次ぎ期間限定で復活 米子駅で長年愛された名物「駅そば」 閉店した4年前の価格のまま提供 鳥取県米子市
鳥取県米子市の米子駅で長年にわたって愛された名物の復活です。気になるそのメニューとはー。
約1年前に建て替えられたJR米子駅の近く、だんだん広場に置かれたキッチンカーで販売されているのは、米子駅名物だった「駅そば」です。この「駅そば」は、以前の米子駅舎にあった駅弁「吾左衛門鮓」を販売する米吾の店舗内で提供されていた人気メニューでした。
しかし、米子駅の建て替えに伴い惜しまれながら4年前に閉店。60年ほど親しまれてきた「駅そば」をもう一度味わいたいという利用客の声が相次いでいたため今回、キッチンカーによる期間限定の復活販売となりました。つゆにはノドグロやトビウオのだしが入っていて、値段は当時の価格のままの380円(税込)。昼の時間になると次々と客が訪れ、米子駅のかつてのソウルフードを味わっていました。
客
「おいしいです。何年ぶりですかね」
「おいしかったです。本当に懐かしかったです。“米子の味”です。ぜひ、駅の構内に復活していただきたい、ホームなんかに」
米吾 香田千瑞さん
「思った以上に皆さんに来ていただいて本当にありがたいです。 こういう企画がまたありましたら、ぜひさせていただきたい」
「吾左衛門鮓」とのセットメニューも用意されていて、訪れた人は“米子の味”を満喫していました。この「駅そば」などは、7月29日(月)まで期間限定販売されています。