暖冬で雪不足のスキー場 人工雪でどうにか営業中・・・ 「少しでも長い時間滑れるように人工雪を駆使してゲレンデを維持していきたい」 島根県飯南町
暖冬傾向が続き、雪不足となっている山陰各地のスキー場。今シーズンの営業が始まり、にぎわいを見せている島根県飯南町のスキー場でも苦しい営業となっています。
真っ白なゲレンデでスキーやスノーボードを楽しむ人たち。去年12月から今シーズンの営業が始まっている島根県飯南町の「琴引フォレストパーク」。
客
「きょうが初滑りです」
「2回目です。ターンできるようになりたいです」
1月4日も午前中から多くの人でにぎわいを見せていたこちらのスキー場。しかし、隣のコースに目をやると地面がむき出しの状態に…。
琴引フォレストパーク 福岡一樹 マネージャー
「オープンしたときは多くの積雪に恵まれたんですけど、そのあとは少し暖かい日や雨も降りまして、少し年末年始は苦戦しているところです」
オープンして4日目の去年12月26日以降、暖冬傾向でまとまった雪が降らず、ゲレンデは雪不足に。利用できるのは7コースあるうち、人工雪を製造できる機械を設置した2コースのみ。人工雪による30センチのゲレンデでしのいでいました。それでも訪れた客は――。
客
「日が当たっているので雪が全然積もってなくて、慣れてないけど楽しいですね」
「これだけ暖かい冬なので、雪があるだけありがたく楽しんでおります」
琴引フォレストパーク 福岡一樹 マネージャー
「自然の雪が一番良いので、それが降ってくれないかなという感じです。少しでも長い時間滑れるように人工雪を駆使してゲレンデを維持していきたいと思います」
スキー場は3月の第1週まで営業を予定しています。