9回裏の逆転劇! 鳥取城北が6年ぶり6回目 甲子園への切符つかむ 石黒主将「苦しかった中でも楽しめた」 夏の高校野球・鳥取大会
鳥取市で7月25日に行われた全国高校野球選手権鳥取大会の決勝戦。鳥取城北と米子松蔭が甲子園への切符を懸け、熱戦を繰り広げました。
鳥取城北と米子松蔭の対戦となった7月25日の決勝戦。米子松蔭は4回に2点を先取するなど、9回を4対1とリードして迎えます。
一方、3点を追う鳥取城北は9回の裏に必死の猛攻を見せます。1点を返した後、ツーアウトから3番・平山暖也選手がレフトへのタイムリーヒットでついに同点。
その後、選手治療のため約15分間試合が中断した後、試合が再開。ランナー2塁で打席には4番・石黒尚。守り切りたい米子松蔭は、4番・石黒選手を申告敬遠。5番・橋本那由太選手との勝負を選択しますがー。
橋本選手の当たりはセンター前へ。2塁からランナーが生還し、9回裏の土壇場で鳥取城北が劇的なサヨナラ勝利を収めました。
鳥取城北高校 石黒 尚 主将
「9回、苦しかったんですけど、やっぱここで笑顔で楽しめる奴は強いとみんなが言い続けてくれてたので、このチームには何かあるぞと思いましたし、苦しかった中でも楽しめたことがよかったと思います」
最終回の大逆転で6年ぶり6回目の夏の甲子園出場を決めた鳥取城北。夏の甲子園は来月7日から始まります。