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引退会見では島根・開星高校時代の恩師へ感謝の言葉も… 巨人・梶谷隆幸選手が現役引退を発表 18年間のプロ野球人生に幕 

2024年10月24日 17:21
引退会見では島根・開星高校時代の恩師へ感謝の言葉も… 巨人・梶谷隆幸選手が現役引退を発表 18年間のプロ野球人生に幕 

プロ野球・読売ジャイアンツや横浜DeNAベイスターズで活躍した島根県松江市出身の梶谷隆幸選手。10月23日に現役引退を発表し、18年のプロ野球人生に幕を下ろしました。

梶谷隆幸選手
「あっという間だったなという18年でしたけど、本当に周りの方々に支えられて、きょうこういう日を迎えることができて幸せ者だなと感じてますので、今まで僕を支えてくださってたすべての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました」

プロ野球の巨人や横浜で活躍した島根県松江市出身の梶谷隆幸選手が10月23日、引退会見に臨みました。

梶谷隆幸選手
「とにかく体がついていかないというところのみで、引き際かなっていうことを思いましたので、ちょっと早めに決断してましたね」

梶谷選手は、島根県松江市出身で地元・開星高校の野球部出身で3年生の時には、甲子園に出場しました。2006年には、高校生ドラフト3巡目で横浜(のちの横浜DeNA)に入団。

梶谷隆幸選手(横浜の入団会見)
「目標は日々努力です。一日一日を大事にして、早く一軍に上がって日本一に貢献したいです。よろしくお願いします」

念願のプロ野球選手となった梶谷選手。横浜で14年プレーし、2014年には39盗塁で盗塁王に輝きました。

2016年には地元で小学生相手に出前授業。子どもたちにキャッチボールや体幹トレーニングを指導する姿もありました。

そして2020年ー。

梶谷隆幸選手 (巨人の入団会見)
「全力で私にできることを一生懸命やるだけだと思ってますので、それでチームに貢献したいと思ってます」

14年間在籍した横浜からFAで巨人へ移籍。古巣との一戦では、移籍後初ヒットでホームランを放つなど、活躍を続けました。しかし、今年4月にコンディション不良を訴えてベンチ入りメンバーから外れ登録抹消。5月に再び1軍に昇格するも、3試合のみの出場にとどまりました。

梶谷選手のこれまでの活躍を見守ってきた開星高校時代の監督で恩師の野々村直道さんはー。

開星高校時代の監督 野々村直通 さん
「自分にしかわからない痛みとか苦しさを耐えたと思いますので、よくぞ最後まで頑張り通しましたねってことです。我々にとっては誇り高き男ですね。きょうまでほんとご苦労さま。感謝だけです」

18年ものあいだ第一線で走り続けた梶谷選手。引退会見で恩師について聞かれるとー。

梶谷隆幸選手
「開星高校時代の野々村直通監督には3年間指導していただいて、野球というよりは人間の生き様というか生き方を教わった気がするので、大変感謝してますし、島根という僕の大好きなところでもありますし」

けがに苦しみながらも最後まで走り抜けた梶谷選手。今後については、一度野球を離れて自分と見つめ合う時間を持ちたいと明かしています。