いよいよ日本時間の7月27日午前2時半に開会式が行われるパリオリンピック。島根県松江市では、地元ゆかりの選手たちにエールを届けようとさまざまな取り組みが行われました。

松江市役所に25日掲げられた2枚の懸垂幕。1枚はテニス男子シングルスに出場する松江市出身の錦織圭選手に向けたもの。錦織選手は5大会連続、5回目の出場となります。

そして2枚目は、もう一人のケイ選手。オーストラリア代表として男子バスケットボールに出場する島根スサノオマジックのニック・ケイ選手です。東京五輪に続き2回目の出場となります。

松江市役所　スポーツ課　佐々木武 課長
「松江ゆかりの“ダブルけい”これから世界に羽ばたいていきます。市民皆さんで応援していきましょう！」

さらにこの日、松江市役所を訪れたのは錦織選手の母・恵理さん。パリオリンピックでの活躍を祈念し、講武直樹副市長から激励金が手渡されました。

錦織選手の母　恵理さん
「私も楽しみにしてます」

Q.お母さんはパリに行かれるんですか？
錦織選手の母　恵理さん
「いいえ、お家で観ます」

開幕直前ということで地元からも期待の声が聞こえました。

街の人（子ども）
「自分も部活でソフトテニスをやっていて、錦織選手がすごいけん、俺も強くなりたい」

街の人
「けがからの復帰で、やっと万全な体調になったのかなと思うので、やっぱりメダルは取ってほしい」

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ここからは山陰ゆかりの選手を紹介します。

まず、テニスの錦織選手は7月27日から始まる1回戦で5回目の挑戦を迎えます。（1回戦:7月27日～29日）

バスケットボールのニック・ケイ選手は、オーストラリア代表として同じく27日にスペイン代表と対戦。（7月27日 午後6時）

浜田市出身で陸上男子3000メートル障害の三浦龍司選手は、8月6日の予選に出場。（8月6日 午前2時）

女子3メートル飛び板飛び込みの三上紗也可選手は8月7日の予選に出場します。（8月7日 午後10時）

また、7月28日には、ローイングで軽量級ダブルスカルの古田直輝選手、（7月28日 午後7時）

女子ホッケーでは、小早川志穂選手と長谷川美優選手が初戦を迎えます。（7月28日 午後5時半）

そして、7人制ラグビー女子に出場する石見智翠館高校出身の大谷芽生選手と原わか花選手が予選でアメリカと対戦します。（7月28日 午後11時半）

山陰勢のパリでの活躍に期待です。

※日時は全て日本時間