12月1日から一般公開 堀江佐吉が手がけた国の重要文化財の洋風建築“旧弘前偕行社” 青森県弘前市
弘前市にある国の重要文化財「旧弘前偕行社」を市が取得し来月からの公開を前に内覧会が開かれました。
旧弘前偕行社は1907年に弘前市出身の名工 堀江佐吉が手がけた洋風建築で、国の重要文化財に指定されています。
建物は今月弘前市が取得し来月1日からの公開を前に内覧会が開かれました。
旧陸軍第八師団の社交場などに利用された旧弘前偕行社はルネサンス風デザインを基調とした建物で、建築史的な観点からも価値の高い建物です。
明治41年、1908年には当時の皇太子後の大正天皇が宿泊された部屋もあり、輸入品の暖炉やシャンデリア、それに天井の中心飾りなど当時のまま残っています。
第八師団にちなんだ「蜂」のレリーフが印象的な旧弘前偕行社は、2001年に国の重要文化財に指定されました。
★弘前市教育委員会 小石川透課長補佐
「(弘前市は)古い建物が多いけども、その中でも明治の洋風建築なによりも佇まいが豪華です こういった建物をたくさんいただければと思います」
旧弘前偕行社は教育・文化活動の場としての活用も可能で来月1日から一般公開されます。