むつリハビリテーション病院に透析室10床開設 むつ市
むつ市のむつリハビリテーション病院に腎臓の治療に使われる透析の設備が導入され、きょうから人工透析治療が始まります。
きのうは病院を開設する下北医療センターの関係者たちが透析室の開設を祝いました。むつ市桜木町にあるむつリハビリテーション病院の透析室には10床分の設備が導入され、透析の患者を1日およそ20人を受け入れることができます。むつ市や下北にはこれまで透析設備がむつ総合病院に50床、大間病院に10床、個人病院の5床の合わせて65床でした。センターによりますと下北では40人ほどが下北以外の病院で透析の治療を受けているとみられることから今回の開設が受け皿になることが期待されています。
★下北医療センター管理者 山本知也 むつ市長
「人口が減っても医療を提供する患者さんはまだまだ少しずつ増えていく傾向にありますので、その体制をしっかりつくっていかなければいけないと思いますし、そういったところを見極めながら医療サービスを提供していきたいと考えています」
むつリハビリテーション病院は透析患者のうちむつ市の川内地区、脇野沢地区方面の患者を当面無償で送迎する予定で今後、対象者を拡大していく方針です。