県営スケート場一帯に整備される統合新病院について有識者会議が青森市で開かれ委員から費用の高騰を懸念する声や周辺住民への丁寧な説明を求める意見などが出されました。

青森市で開かれた有識者会議では県と市が出席した委員に基本計画案を報告しました。
計画案によりますと新しい病院は「高度医療拠点」「中核病院」の役割を継承します。
県営スケート場には地上9階建て7万2,600平方メートルの病院棟が建てられます。
工事費など整備にかかる事業費は最大966億円を見込んでいます。
委員からは事業費について妥当としながらも「物価上昇による建築費用の高騰が心配」、「周辺住民に対し丁寧に説明することが大切」などという意見が出されました。

★県病院局 大山力 病院事業管理者
「病院局としましても頂いたご意見をしっかりと基本計画に盛り込んで参りたい」

基本計画案は年度内に策定される予定です。