【速報・追記あり】東北新幹線が7時間半ぶりに運転再開 引き続き大幅な遅れや運休が生じる可能性も

JRは午前10時半ごろから東京~盛岡駅間の上下線で運転を見合わせていた東北新幹線は、風が弱まったため午後6時10分に全面で運転を再開したと発表しました。
一部の区間では強風による徐行運転が見込まれるため、引き続き大幅な遅れや運休が生じる可能性があるということです。
山形新幹線(新庄~福島駅間)は福島駅で折り返し運転を行っていますが、以下の列車のみ東北新幹線との直通運転を行っているということです。
・つばさ159号(東京20:44発 山形行)
・つばさ160号(新庄19:57発 東京行)
秋田新幹線(秋田~盛岡駅間)は最終列車まで盛岡駅で折返し運転を行うということです。
東北新幹線では26日午前9時13分ごろ、福島駅の下り線(14番線)の架線に付着物(ビニール)が発見され、郡山~白石蔵王駅間の上下線で一時的に架線の電気を止め、係員が付着物の撤去作業を行いました。
付着物は半透明の梱包用ビニールで、長さはおよそ100メートルということです。
その後10時28分ごろ、仙台~白石蔵王駅間に設置されている風速計が規制値に達したため、東京~盛岡駅間の上下線で運転を見合わせました。
気象庁によりますと、宮城県白石市では26日午前10時9分に観測史上最大となる35.0m/sの最大瞬間風速を観測していました。
上越・北陸新幹線は平常運転しているということです。