【続報・追記あり】運転再開は午後6時ごろに変更 東北新幹線が強風で運転見合わせ

JRによりますと、仙台~白石蔵王駅間を中心に広い範囲で強風が続いていることから、午後2時半現在も東京~盛岡駅間の上下線で運転を見合わせています。
気象予報によると風が弱まり次第、設備の点検を行い午後5時ごろから各駅に停車している列車の運転を再開する見込みとしていましたが、その後、再開見込みは午後6時ころになると発表しました。
気象状況によっては、運転の再開が遅れる可能性があるとしています。
また、運転再開後も強風による徐行運転が見込まれることから、引き続き遅れや運休が生じる可能性があるということです。
運転見合わせの影響で、山形新幹線(新庄~福島駅間)は福島駅で、秋田新幹線(秋田~盛岡駅間)は盛岡駅で折り返し運転を行っています。
東北新幹線では26日午前9時13分ごろ、福島駅の下り線(14番線)の架線に付着物(ビニール)が発見され、郡山~白石蔵王駅間の上下線で一時的に架線の電気を止め、係員が付着物の撤去作業を行いました。
付着物は半透明の梱包用ビニールで、長さはおよそ100メートルということです。
その後10時28分ごろ、仙台~白石蔵王駅間に設置されている風速計が規制値に達したため、東京~盛岡駅間の上下線で運転を見合わせました。
風が弱まり次第、運転を再開するということです。
気象庁によりますと、宮城県白石市では26日午前10時9分に観測史上最大となる35.0m/sの最大瞬間風速を観測していました。
上越・北陸新幹線は平常運転しているということです。
(午後5時追記)
風が弱まったため、設備の点検を行い各駅に停車している列車から順次、運転を再開するということです。
全面運転再開見込みは午後6時ごろを見込んでいます。