ミャンマー地震 ロシアや中国が救助隊を派遣
28日に発生したミャンマー中部を震源とする強い地震を受け、ロシアや中国が救助隊を派遣しています。
タス通信によりますと、ロシアの非常事態省は28日、プーチン大統領の指示を受け、120人の救助隊員や医師、心理学者などをミャンマーに派遣したと発表しました。モスクワ郊外から飛行機2機でミャンマーに向かったという事です。
また、中国外務省の報道官は、中国の救援チームが29日、ミャンマーに到着したことを明らかにしました。
国営・新華社通信によりますと、救援チームは人命探知機やドローンなども使い救助活動を行う予定だということです。
アメリカのトランプ大統領は28日、「本当にひどい事が起きた」と述べ、支援を行う考えを示しました。
トランプ政権は対外援助を担うUSAID=アメリカ国際開発庁の解体を進めていますが、国務省の報道官は「USAIDは災害対応のチームを維持している」と述べ、要請があればUSAIDのチームを派遣する考えを示しました。