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タイ崩落ビル 鉄筋の一部が“安全基準を満たさず”

2025年4月1日 20:47
タイ崩落ビル 鉄筋の一部が“安全基準を満たさず”

ミャンマー大地震によりタイ・バンコクで崩落したビルをめぐり、調査チームが採取した鉄筋の一部が、安全な規格を満たしていなかったことが分かりました。

バンコクのビル崩落現場では、これまでに14人の死亡が確認され、70人以上が行方不明となっています。

タイのメディアによりますと、工業省の調査チームが崩落現場から採取した鉄筋の一部を調べたところ、安全基準を満たしていなかったということです。

ただ今回は初期調査で、今後、さらに多くの鉄筋を採取して調べる必要があるとしていて、結果判明までには3、4か月ほどかかるとの見通しを示しています。

一方、ミャンマーでは死者が2719人となり、依然、400人以上が行方不明となっています。

マンダレーにある7階建てのホテルでは、宿泊客など200人ほどが下敷きになったということです。

また、倒壊したマンションに住んでいた日本人1人の安否は、依然としてわかっていません。

こうしたなか、倒壊した建物のなかにできた隙間で生き延びた人もいます。映像の子供と女性もその後、救助されました。

救援チームは、がれきのなかにまだ生存者がいるとみて、懸命の捜索活動を続けています。

最終更新日:2025年4月1日 20:52
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