積雪発電で衛星インターネット 災害発生に備え 青森県青森市で実証実験
災害発生時に備え積雪発電と衛星を使ったインターネットシステムを活用し快適な環境を作る実証試験が青森市で行われました。
軽トラックの荷台に収まるサイズの積雪発電システム「MobilePowerPlant」です。
雪と熱源の温度差を利用して発電します。
実証試験に参加した青森大学の学生は、積雪発電システムにより大学の中庭でもコーヒーメーカーを使えるなど電気が作られていることを確認しました。
また、この電気を活用して衛星を使ったインターネット接続サービス「スターリンク」を稼働させ、災害発生時でもパソコンが使えるか試していました。
★フォルテ 葛西純 社長
「南海トラフの地震の予報とか台風10号の被害もそうだと思うんですけど、色々な課題があるときに迅速にその場所にエネルギーを作るというのはすごく需要がある」
年末には青森駅前で積雪発電システムを活用しイルミネーションを点灯する実証試験を行う予定です。