「“強烈居座り寒波」で道路また“すれ違えず”…弘前市は積雪が今冬最高“138センチ”に 国土交通省は追加の財政支援を行う方針
大雪の影響でJRでは除雪が難航し、奥羽本線と五能線の一部区間で終日運転を見合わせるなど53本が運休しました。
連日の雪で青森市赤坂では除排雪が追いついていない場所もみられました。
★青森放送 成田栞寿記者
「夏場は車がすれ違える道路なんですが排雪が進んでおらず、車道にまで雪がせり出していて車がすれ違うことができなくなっています」
歩道は排雪された雪の山に埋もれ、車道も車一台がやっと。
路面はでこぼこのため車は徐行しながら慎重に進んでいました。
★近くに住む人
「車のタイヤも埋まっちゃうんだよな」
「道路広げてやんないと 個人の問題じゃないからさ みんなここ通って消防車や救急車来たらここ高齢者ばっかりだから大変だよね」
「ほんとうにブル(除雪)入ってくれればいいな」
午後5時の積雪は平川市碇ヶ関で134㎝、弘前市で133㎝、青森市で118㎝などとなっています。
こうしたなか、国土交通省は各地で除雪の費用が不足するおそれがあるとして、追加の財政支援を行う方針を明らかにしました。
きょうから聞き取りを始め、来月中に財政支援を行う方針です。
気象台によりますと、あす午後6時までの24時間に降る雪の量は津軽の平地で40センチ、山沿いで60センチ、あさってにかけても平地で40センチ、山沿いは50センチの雪が予想されています。
気象台は交通障害や落雪などに注意・警戒を呼びかけています。