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「まさかこうなるとは…」大雪で温泉街の住宅崩れる 山あいでは“屋根雪2メートル”…市街地でも空き店舗が倒壊 青森県黒石市

2025年2月21日 18:25
「まさかこうなるとは…」大雪で温泉街の住宅崩れる 山あいでは“屋根雪2メートル”…市街地でも空き店舗が倒壊 青森県黒石市

強烈な居座り寒波の影響で弘前市の積雪は一時138センチに達し、この冬最高を更新しました。
黒石市では屋根に積もった雪の重みで建物が倒壊する被害が相次いでいます。

★近所の人
「ドンという感じで」
「屋根の雪が落ちたのかなぐらいで、まさかこうなると思っていなかった」

黒石市によりますと、午前3時ごろ山あいにある温泉街の温湯地区で住宅が崩れ落ちました。
屋根に積もった雪の重みが原因とみられています。
家の持ち主は不在で、けが人はいないということです。
隣の家の人は…

★隣の家の人
「びっくりと言うよりほかはない (雪が)屋根に上がっているのは見ていたんだけど、鉄骨なので大丈夫なのかと思っていた」

黒石市の積雪は市街地のりんご研究所の敷地で161センチ。
市街地から、およそ8キロ離れた温湯地区では2メートルもの屋根雪が積もっているところもあります。

★近所の人
「ここは山に囲まれた所に位置しているので(雪が)積もりやすいです ほかの所より」

黒石市によりますと、県道13号沿いにある若葉町でも、きのう空き店舗が屋根雪の重みで崩れ落ちました。
けが人はいません。
がれきが歩道をふさいでいたため、きょう撤去しました。

★解体業の人は
「屋根雪って傾斜が付いている屋根だと落ちるけど、雪止めとか付いていると落ちないで重みで倒壊してしまう」

県のまとめでは、大雪による建物被害はきょう現在390件に上っています。

最終更新日:2025年2月21日 19:22
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