大学抱えるまちから総合書店消える ジュンク堂書店 閉店 弘前市
弘前市のジュンク堂書店がきのう12年間の営業を終え、大学があるまちから総合書店が消えました。
2012年5月に中三弘前店リニューアルの一環で県内最大規模の書店としてオープンした「ジュンク堂書店」。一般書や専門書を中心に取りそろえ、市民や学生に幅広く利用されてきました。営業最終日となったきのうも多くの買い物客が訪れました。
★利用客
「弘前市内で大きな本屋はここだけなので自分は本が好きでしょっちゅう買いに来ていたので無くなるのは残念です」
「車を使わなくても来られるのがメリットだったのでこれからどこに買いに行こうかというのが悩みます」
弘前市では2019年に紀伊國屋書店が閉店。ジュンク堂書店が中心街唯一の総合書店となりましたが、オンライン販売や電子書籍の普及に伴い業績の悪化が続きました。午後6時30分店内が消灯し、12年間の営業が終了。国立大学を抱えるまちから総合書店が消えました。